イオンが「応援弁当」寄付
市社協通じ学習支援教室へ/4カ所に計100食
イオン琉球は、子ども食堂などに「琉球応援弁当」を寄付する取り組みを11日からスタートさせた。同日、マックスバリュ宮古南店(永山秀勝店長)で第1回贈呈式が行われ、100食分の弁当が市社会福祉協議会(中村雅弘会長)を通じて市内の子ども学習支援教室へ贈られた。
イオン琉球は、新型コロナウイルスの影響が長期化する中、食料支援を必要とする子どもたちを支えていくため、8月から2月までの7カ月間、毎月約700食、合計約5000食の弁当を県内の子ども食堂などに寄付することを決めた。
寄付される「琉球応援弁当」は、プロサッカークラブのFC琉球が新型コロナ緊急支援事業として発足させた県産品応援プロジェクトの一環として、生産者支援を目的に県産食材を使ってイオン琉球と完成させたもの。
贈呈式ではデイゴ学習支援教室、さんご教室、まなびやぁ教室、サシバ教室の4カ所の学習支援教室に弁当が贈られた。永山店長は「今回は子どもの居場所支援ということで各教室に贈呈する」と述べ、各教室の代表らに弁当を手渡した。
中村会長は「子ども支援に一生懸命頑張っている皆さんに対し、温かい支援をしてもらうことは本当に感謝に堪えない」と弁当寄付に謝意を示した。
各教室の代表らは「今は夏休みで給食がないので、今回の弁当を子どもたちはとても喜んでいる」「温かい贈り物は生徒たちの今後の力強い励みになると思う」「応援プロジェクトにとても感謝している」「皆さんの思いが子どもたちの大きな励みになると思う」などと語った。