04/30
2025
Wed
旧暦:4月2日 大安 戊 
環境・エコ
2011年2月8日(火)9:00

オニヒトデ864匹を駆除/伊良部「サシバ沖」

きょうも同ポイントで実施


駆除したオニヒトデの数を確認するダイバーたち=7日、平良港下里船溜まり(布干堂)

駆除したオニヒトデの数を確認するダイバーたち=7日、平良港下里船溜まり(布干堂)

 宮古島美ら海連絡協議会(会長・小禄貴英宮古島漁協組合長)主催のオニヒトデ駆除が7日、伊良部島沖のダイビングポイントで行われた。同協議会加盟ショップからスタッフら9人が参加し、1日で864匹ものオニヒトデを駆除した。きょう8日も同じポイントで駆除を予定している。


 「サシバ沖」や「サシバドロップ」などと呼ばれるダイビングポイントで実施されたオニヒトデ駆除は今年で4回目となる。今回は1日で3回のダイビングを行い、計864匹を駆除。今年の累計駆除数は3243匹に上った。もともとはサンゴ礁が豊かなポイントだが、オニヒトデによる食害で多くのサンゴが消滅しているという。

 参加者の1人でダイビングショップ代表を務める佐藤英孝さんは「4回目になるが全く減っていない。昨年も同じポイントで駆除を行ったが今年の方が数は増えている」との感想を語る。最近は同海域だけでなく、下地島沖や宮古本島南岸などでも多くいるとの目撃情報があることから、ほかのポイントでの調査も必要とした上で、「オニヒトデがサンゴを食べるのは自然なことだが、人間のせいで環境が悪化してオニヒトデが増え、サンゴが被害に遭っているのであれば、人間が駆除しなければならないと思う」との考えを示した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年4月23日(水)9:00
9:00

多良間島、3部門で上位/マリンダイビング大賞

「初めて行きたいエリア」1位/スキューバダイビング専門ウェブサイト   【多良間】年間125万人が利用するスキューバダイビングの専門ウェブサイト「マリンダイビングWEB」が発表した「マリンダイビング大賞2024」の年間ランキングで、多良間・水納島が「…

2025年4月16日(水)9:00
9:00

今年105回の入港予定

クルーズ船、昨年の2倍/平良港   今年一年間に平良港への入港が予定されているクルーズ船の回数は105回で、昨年の52回の2倍になることが那覇港管理組合クルーズ寄港予約管理システムのまとめで分かった。今年は1月1日の「コスタセレナ号」(11万4261…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!