「シールラリー」実施へ/商工会議所
10、11月 参加事業所募集/飲食店に限らず業種拡大
新型コロナウイルス感染症に係る市の経済対策で、島内消費を喚起する「シールラリー」が10、11の2カ月間、実施される。今回は昨年の飲食店に限った「フードラリー」から、対象を飲食店に限らず島内全事業所に拡大する。市の委託を受ける宮古島商工会議所の下地義治会頭らが16日、会見し、多くの事業所の参加を呼び掛けた。
島内消費喚起事業第2弾「ぐるっと島じゅうMIYAKOJIMA」と銘打たれたシールラリーは各店舗、事業所での会計時にもらえるシールを7枚集め、台紙に貼って応募する。当選者は景品がもらえる。
下地会頭は「コロナと向き合いながら地元経済も回していかなければならないという強い思いから、消費喚起促進業の第2弾をスタートさせたい。前回は飲食店のみだったが、範囲を広げてコロナで苦労している島内の全事業所を対象にする。市民が島内を回って経済を循環させる内容になっている」として、参加事業所を募った。
参加希望店舗、事業所の受け付けは9月17日まで。全業種が対象。QRコードからも申し込み可能。
昨年のフードラリーには331店舗が参加。3万1476枚の応募があり、経済効果(消費額)は3億9000万円と推計された。今回は参加店舗500店、応募総数10万枚を目標にしている。