注文すれば商品宅配/「ネットスーパー」需要増
コロナ下、人混み避け利用
2年連続でコロナ下で迎えた今年の旧盆。さらに今回は昨年以上に感染急拡大が進む中で迎えたことから、島民にとっては旧盆用の買い物や日常の買い物のタイミングにも気を遣う日々が続いている。そうした中、ネットを利用して商品を注文し、自宅に届けてもらうネットスーパーが昨年以上に人気を博している。
このシステムを導入している大型スーパーによると、もともと島内においては高齢世帯や妊婦がいる世帯の需要が高まっていた中で、昨年からの長引くコロナ禍もあり、人混みを避けたい買い物客らが積極的に利用しているようだ。
ネットスーパーの利用は、新型コロナの影響を受けて昨年4月から大きく伸びたという。さらに、昨年8月下旬からは旧盆に向けてオードブルやギフトの注文も増え、前年の2倍以上になっていた。
さらに今年は、長引くコロナ禍もあり、その利用は昨年の3割増しの状況が続き、旧盆商戦が本格化してきた今月16日からは前年比の4割増しの利用となっているという。
担当者によると「新型コロナの影響が長引いたこともあり、3密防止にもなるネットスーパーの存在が島内にも広がった。特に最近は島内で感染が広がっていることもあり、感染防止の観点からも利用が増えているようだ」と話した。
配達エリアは、伊良部島を含むほぼ宮古全体を網羅しており、長引くコロナ禍においてはありがたいサービスとなっているようだ。