宮高理数科1・21倍/県立高校入試初回志願状況
宮工は全学科定員割れ
【那覇支社】県教育庁(金武正八郎教育長)は8日、県立高校一般入学者選抜(高校入試)の初回志願状況を発表した。宮古地区4高校のうち、最も志願倍率が高かったのは宮古高校理数科の1・21倍。定員56人に対し68人が志願した。次いで同校普通科の1・11倍で定員150人に対し166人が志願した。同校は定員合計206人に対し234人が志願し、全体の志願倍率は1・14倍となっている。
このほか宮古地区4高校で志願倍率が1・00倍を超えたのは宮古総合実業高校生活福祉科の1・06倍で定員33人に対し、35人が志願した。同校食品学科は定員、志願者ともに37人となっており、志願倍率は1・00倍だった。
4高校別定員数と志願倍率は宮高206人(1・14倍)、伊良部高38人(0・03倍)、宮総実高216人(0・81倍)、宮古工業114人(0・53倍)となっている。県立特別支援学校高等部で宮古支援は定員22人に対し7人が志願した。
県全体の一般入試志願者数は全日制で1万2625人、定時制で501人、合計で1万3126人。前年度より498人減った。志願倍率は全日制0・97倍、定時制0・96倍で全定合わせて0・97倍となり、前年度より0・03ポイントの減。
全県立高校で、最も志願倍率が高かったのは中部農林食品科学科の1・9倍。次いで沖縄水産海洋技術科1・77倍、美来工科コンピュータデザイン科1・7倍、中部農林熱帯資源科1・66倍、南部工業電気設備科電気技術コースの1・65倍などとなっている。
志願変更手続きは、志願者が定員を超えた学科に出願した者のうちで、出身中学校長および志願先高校長が適当と認めた者が志願先の高校、課程、学科、コースを変更できる。
志願変更申し出期間は2月14日(月)午前9時~5時、同15日(火)午前9時~5時。願書取り下げと再出願期間は2月21日(月)午前9時~午後5時、同22日(火)午前9時~午後4時。
一般入試の学力試験は3月8日(火)、同9日(水)に行われ、合格者は3月15日(火)に各高校で発表される。