多良間小中が再開/コロナで臨時休校
給食提供は16日から
【多良間】新型コロナウイルスの感染者が村内で確認されたことを受け、臨時休校となっていた多良間小学校と同中学校が9日、再開した。多良間小では各クラスをオンラインで結び、与座篤校長が児童たちに注意を呼び掛けた。新型コロナの差別や偏見に関する動画鑑賞も行った。
動画では感染症は正しく恐れることが大切だとして、感染症には誰でもかかる恐れがあることや、治って戻ってきた時は温かく迎えることを訴えた。
与座校長は「始業式の日に休校になり驚いたと思う。体調が悪かったら学校を休む、できるだけマスクをする、手洗いや消毒をこまめにするなど、今まで以上に気を付けよう。コロナを理由に差別やいじめがないようにしてほしい」と求めた。
3年生の教室で宮国泰志教諭は「これまでよりも手洗いや消毒などをきちんとやりましょう。マスクや手洗いをしっかりやっていれば安心につながる。お互いにマスクがずれていたりしたら声掛けをしてあげてほしい」と語った。
小学校は2~8日まで、中学校は6~8日までの期間が臨時休校となった。給食は16日から提供される。