児童の検温、スムーズ/小学校で感染対策
手持ちからスタンド型に
新型コロナウイルスの影響で臨時休校期間が延長していた幼稚園と小学校でようやく学校が再開した13日、一部の小学校では新しい機器を導入するなどして、感染予防対策の徹底を図っている。
平良第一小学校では、従来の手持ち型の非接触型体温計から変更してスタンド型の非接触型体温計を複数導入し、これまでよりもスムーズな検温で子供たちを迎え入れた。
さらに、自動の手指消毒機も複数設置するなど、子供たちがこれまでよりも気軽に手指を消毒しやすい環境を整えた。
新たな機器を導入したことについて、佐久本聡校長は「体温計を手持ちからスタンド型にすることで従来よりも早く検温できてさらに先生たちの負担もかなり軽減されると思う」と話した。
夏休み期間中に従来よりも感染力の高いデルタ型変異株が島内にも広がったことについては「ほとんどの児童がワクチンを接種できないので、子供たちの感染については今までよりも緊張感はある。とにかく対策を徹底して学校内にウイルスを入れないようにしたい」と話した。
保護者に対しては「ぜひ、家庭内でもしっかりと予防対策を継続してほしい。さらに、本人だけでなく家族の中に熱があったり風邪症状がある場合は児童の登校を控えるなどしてほしい」と呼び掛けた。