70歳以上は1万768人/宮古島市
全人口の19%占める/百歳以上65人、最高齢112歳
あす「敬老の日」
宮古島市の70歳以上の高齢者は1万768人(9月14日現在)で、全人口5万5465人(8月末現在)の19・4%を占めていることが市のまとめで分かった。百歳以上は65人。最高齢者は112歳の女性。20日は、多年にわたり社会に尽くしてきた老人を敬愛し長寿を祝う「敬老の日」。
市高齢者支援課によると、年齢別では▽百歳以上65人(男性13人、女性52人)▽90歳代1237人(同326人、同911人)▽80歳代3597人(同1453人、同2144人)▽70歳代5869人(同2948人、同2921人)-となっている。
70歳代を除き、すべての年代で女性が男性を上回っている。
市は例年、敬老の日にちなんで70歳以上の高齢者を対象に平良、城辺、上野、下地、伊良部の五つの地区で敬老会を開催してきたが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、今年も昨年に続いて中止となった。
敬老祝い金は例年通り支給されるが、コロナ感染防止対策として今年は対象者の口座に振り込みを行っている。
新88歳、新100歳の高齢者への記念品は行政連絡員が自宅に配布する予定。
敬老の日は制定当初、9月15日と日付が決まっていたが、祝日法改正(ハッピーマンデー法)によって、2003年から「敬老の日」が9月の第3月曜日に変更され、老人福祉法の改定によって15日は「老人の日」、15~21日は「老人週間」となった。
還暦(60歳)を超えると、節目の年齢ごとに、古希(70歳)、喜寿(77歳)、傘寿(80歳)、米寿(88歳)、卒寿(90歳)、白寿(99歳)、百寿・紀寿(100歳)と長寿を祝う風習がある。