社会・全般
2021年9月22日(水)8:58
手作り獅子で商売繁盛祈願
市街地でシーシャガウガウ
「十五夜」(旧暦8月15日)の21日、平良の市街地では子どもたちが手作りの獅子で踊る「シーシャガウガウ」の光景が見られた。踊りながら商売繁盛を祈願したり厄払いをしたりして、小銭や菓子をもらう十五夜恒例の行事に地域の人たちから「かわいい」と喜ばれていた。
放課後等デイサービス「ココア」の子どもたちは、新型コロナウイルス感染拡大防止のため少人数で宮古毎日新聞社を訪れた。子どもたちは声を合わせて「コロナに負けない。シーシャガウガウ」と言いながら、手作り獅子の口を鳴らして同社の職員から菓子を受け取っていた。
子どもたちを引率したココアの砂川由美さんは「子どもたちは毎年、シーシャガウガウを楽しみにしている。伝統行事を通して地域の人たちとの交流を深めることができれば」と話した。
砂川春優くん(4年生)は「シーシャガウガウは楽しい。お菓子をもらえてうれしい」と笑顔だった。