18~20作品を選考へ/宮古島文学賞
1次選考委員会を開催
市文化協会(饒平名和枝会長)は8日、市未来創造センターで第5回「宮古島文学賞」の1次選考委員会を開いた。選考委員は16人で、選考会は12月7日に実施し、18~20作品を2次選考対象作品とするなど、最終選考会までの日程を確認した。作品の応募受け付けは1日から始まり、事務局によると8日現在で12作品が届き、前回並みという。
委員会の冒頭あいさつした饒平名会長は「島というテーマが回を重ねるごとに広がりを見せ、文学としての力を感じる。委員の皆さまには、できるだけ多くの作品を読んでいただき審査に生かしてほしい」と呼び掛けた。
意見交換も行われ「宮古に特化した賞の創設はできないか」「文学賞を目指す地元の若者たちの支援策はないか」「短編小説の書き方教室を開催してほしい」「島というテーマは継続すべきか」など、活発な意見が出た。
饒平名会長は「意見を検討しながら、後々まで誇りに思えるような文学賞にしていきたい」と話した。
募集しているのは、純文学▽児童文学▽推理▽歴史▽SF-など。ジャンルは問わず誰でも応募できる。
未発表のオリジナル作品(400字詰め原稿用紙で30~50枚)に限り、他の団体との重複応募やメールでは受け付けない。
出品料は2000円。高校生以下は無料。
申込用紙は同協会のホームページ(https://miyakobunka.com)からダウンロードが可能で、作品と共に郵送すること。
問い合わせは市文化協会(電話0980・79・5880)まで。