11/25
2024
Mon
旧暦:10月25日 仏滅 癸 
産業・経済 社会・全般
2011年2月25日(金)9:00

勝連さんのキビ、反収20・6㌧/サトウキビ競作会

2年連続県1位に期待


収穫した審査用のサトウキビを手に笑顔の勝連さん=24日、上野新里

収穫した審査用のサトウキビを手に笑顔の勝連さん=24日、上野新里

 県糖業振興協会の2010-11年期サトウキビ優良事例調査(競作会)宮古地区全刈り作業が24日、地区代表の勝連栄一さんのほ場で行われた。収穫した結果、収量は反収ベースで20・6㌧、平均糖度は13・9度。産糖量は同協会で正確に算出されるが、2年連続宮古地区代表の県1位が期待される。


 勝連さんのサトウキビは夏植えで品種は農林21号。09年8月に植え付けたもので、堆肥とプリンスベイト剤を使用している。さらに植え付け後、高さ1㍍ほどに伸びたキビを根元から切って茎数を増やしたという。

 全刈り作業は午前9時30分ごろから行われた。県、市、JAなどの関係者が刈り取り作業を担当。キビの長さは最長で5㍍超、平均でも4㍍50㌢以上で高収量を裏付けた。

 収穫後は宮古製糖城辺工場で計測した。収量、品質ともに前期県1位だった川満長英さんのキビには及ばないものの反収20㌧は県内トップクラス。事前の予備審査では産糖量も上位に付けるなど県1位が期待される。

 勝連さんは「宮古代表に選ばれてうれしく思う。このキビは県1位を狙って植え付け時から管理してきた。1位になって皆さんの期待に応えたい」などと抱負を話した。

 勝連さんのサトウキビについて、県糖業振興協会の糸数勝美次長は「茎数も長さもあるキビで素晴らしい」と評価した。

 最終審査は来月上旬に実施、表彰式は4月21日に行われる。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!