11/23
2024
Sat
旧暦:10月23日 友引 辛 
社会・全般
2021年10月20日(水)8:58

泡盛一石がめを市に贈呈/沖縄銀行

6酒造所が「かめ入れ式」

 

泡盛一石がめ贈呈式でかめに泡盛を注ぎ入れた参加者=19日、市役所

泡盛一石がめ贈呈式でかめに泡盛を注ぎ入れた参加者=19日、市役所

沖縄銀行による泡盛一石がめの贈呈式と、かめへ泡盛を入れる「かめ入れ式」が19日、市役所1階ロビーで開かれた。同行の伊波一也常務や座喜味一幸市長、市内の泡盛メーカー6社の代表らが参加し、100升入る一石がめへ各メーカーの泡盛を注ぎ入れた。

今回の贈呈は沖縄銀行が、コロナ禍から市の経済や社会が一日も早く回復することや、市民の団結と地域の永続的発展を願い、池間酒造、沖之光酒造、菊之露酒造、多良川、渡久山酒造、宮の華の市内泡盛メーカー6社と協力して実施された。

一石がめは沖縄銀行が、かめを支える台座は和工が、かめを飾る宮古織は宮古織物事業協同組合が寄贈した。
座喜味市長は贈呈に感謝し「泡盛は宮古島にとって生活の中に息づいている宝物。経済の大きな支えとなってきた産業なので、アフターコロナでは泡盛が売れて商売繁盛の景気付けになると沖銀の支店長が企画したものと思っている。宮古の大事な行事などで振る舞うことができればと思っている」と語った。

伊波常務は「市内6メーカーの泡盛を入れる。ぜひ協力して熟成させて、協調させて素晴らしいものにしてほしい」と呼び掛けるとともに、贈呈については「コロナ禍を乗り越えるという思いを込めている」と説明した。

泡盛メーカーを代表して多良川の砂川拓也代表が「泡盛は貯蔵して年数がたてばたつほどまろやかになってくる。これから入れる泡盛は、将来へ時を超えてつないでいく象徴にもなると思う」などと語った。

かめ入れ式では座喜味市長、伊波常務、泡盛メーカー6社の代表らのほか、宮古島観光協会や商工会議所の関係者などが、一升瓶の泡盛を一石がめに注ぎ入れた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!