各社の連携強化を確認/本社など加盟
全国郷土紙連合が総会
【東京支社】宮古毎日新聞社など全国10道県の地域紙11社で構成する全国郷土紙連合(会長・佐久秀幸長野日報社長)は11日午前、東京都内の日本記者クラブで2011年度総会を開いた。地域住民の役に立つ新聞づくりを進めるとともに編集、広告、事業など各分野で各社が連携を強めることを確認した。
会員11社の社長や東京支社長らが出席し、10年度事業報告や11年度予算などを承認した。
総会終了後は、内閣府や日本新聞協会、電通、時事通信社などを招いた懇親会を開催。佐久会長はあいさつで「地域の期待を背負っている新聞の連合体として結束を固め、いろいろなことに取り組みたい」と抱負を語った。
来賓で日本新聞協会の鳥居元吉専務理事が祝辞を述べ、電通の前田圭一新聞局長は「マーケティングは地域密着の方向に進んでいる。これからも皆さんのご支援をお願いしたい」と呼び掛けた。時事通信の中田正博社長が祝辞を述べ、乾杯の音頭を取った。
総会・懇親会に出席した全国郷土紙連合会員社は▽釧路新聞(北海道)▽北羽新報(秋田)▽荘内日報(山形)▽常陽新聞(茨城)▽長野日報(長野)▽東愛知新聞(愛知)▽紀伊民報(和歌山)▽宇部日報(山口)▽南海日日新聞(鹿児島)▽宮古毎日新聞(沖縄・宮古)▽八重山毎日新聞(沖縄・石垣)