建て売り住宅販売開始/日建ハウジング
VRで完成後を見学
県内でホテル開発事業などを行っている日建ハウジング(本社那覇市、眞保榮秀一社長)は、島内で第1弾となる建て売り住宅の販売を10月から開始した。場所は下地と荷川取の2カ所。最新技術として完成後の建物をイメージできるように「VR見学」を導入した。島外などからもオンラインを通じて内見でき、購入後のイメージを再現しており、好評となっている。
「フォアレ宮古島」専用のサイトやQRコードでスマートフォンやパソコンからアクセスすることで、閲覧できる。
新型コロナウイルス感染症の影響で対面での接客や、県外からの問い合わせもあるため、仮想現実で住宅紹介を展開した。各部屋に移動が可能で、室内は360度パノラマ視野、家具家電も配置されている。
同社不動産事業部の米盛元紀主任は「今後はVRを活用した新しい販売が標準となってくると思う。多くの人たちに体験してほしい」と話した。
建て売り住宅は荷川取に3棟、下地2棟(1棟は売約済み)。現在は建設中で来年2月ごろに完成予定となっている。
建て売り住宅やVR見学に関する問い合わせは同社(電話098・988・0417)まで。