社会・全般
2011年3月14日(月)9:00
華麗な演奏を披露/北中吹奏楽部
収益金は巨大地震の義援金に
北中学校吹奏楽部の第29回定期演奏会が13日、マティダ市民劇場で開かれた。各種コンクールで金賞を受賞した華麗な演奏を披露し、観衆を魅了した。収益金の一部は東北地方太平洋沖地震の義援金として送金する。
オープニングは県吹奏楽コンクールの課題曲「汐風のマーチ」。繊細で迫力ある演奏で、金賞に輝いた実力を見せ付けた。
九州アンサンブルコンテスト金賞の打楽器五重奏が力強い演奏を、県吹奏楽アンサンブルコンテスト金賞の金管八重奏が伸びやかな音色を披露した。
後半はテレビ番組のテーマ曲や、アイドルグループのメドレー曲などポップな曲調で会場を沸かせた。
亀濱敏郎校長は「3年間みんなで心を一つにした頑張った日々を思い出し、最後の演奏を心通わせて奏でてほしい」と述べた。
義援金は、生徒から「何かできることはないか」と声が上がり、収益金の一部を送金することにした。