家族以外との飲食自粛を/座喜味市長
旧正、旧十六日前で訴え/まん延防止延長で注意喚起も
座喜味一幸市長は31日、市役所で会見し、新型コロナウイルス感染症に関連し、県の「まん延防止等重点措置」が20日まで延長されたことを踏まえ注意喚起するとともに、旧正月(1日)や旧十六日祭(16日)では、同居家族以外の人との飲食は極力控えるよう引き続き感染防止対策の継続を呼び掛けた。
座喜味市長は会見で、1月初旬の急激な感染爆発時と比較して現在は落ち着きつつあるとしながらも、まだまだ連日2桁台の感染が続く状況で、市民の皆さんには感染拡大防止への協力を改めてお願いしたい」と理解を求めた。
旧正月や旧十六日祭に向けては、例年親族などでの墓参りが行われるが、「体調不良時は参加しない、させない」を徹底し、同居家族以外の親族等での飲食、特に島外から来島した親族を含む飲食はできるだけ控えるよう訴えた。
また、同重点措置期間中は不要不急の来島は自粛し、市民も渡航は控える。仕事や受験などでやむを得ず渡航する場合はPCR検査を受け、陰性を確認した上での来島、帰島を求めた。
飲食店の時短営業の要請は今月20日まで延長されると説明し、事業者へ「引き続きの感染対策と時短営業」などの協力を呼び掛けた。飲食をする際には密にならない環境や換気などの整った感染症対策認証店や時短営業要請に応じている店舗を利用し、4人以下2時間以内で終わるよう求めた。
最後に座喜味市長は、市では高齢者の感染が増加し、複数の医療機関や介護事業所などでも増えていると強調。「オミクロン株の重症化率は低いとされているが、通常の医療提供体制や社会機能を維持するためには感染者をさらに抑える必要がある」と話した。
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