初日579人が接種/コロナワクチン
集団3回目スタート/きょう当日受け付け実施
新型コロナウイルスワクチンの3回目集団接種が5日、JTAドーム宮古島で始まった。18歳以上の市民が対象。初日は579人が打ち終えた。6日は590人を予定しているが、予約枠に余裕があるとして、午後2時30分~4時に250人を当日受け付けする。市ワクチン対策室は「接種券が届いている方は、早めに3回目の接種を受けていただきたい」と呼び掛けた。
接種を受けるためには接種券が必要。昨年7月までに2回目接種を完了した約2万人に発送されている。
市の対策室は接種予定者に▽接種券付き予診票、身分証明書を持参する▽予診票は記入を済ませておく▽肩を出せる服装で来場─を促している。
今回の集団接種では1、回目のファイザー社ワクチンに加え、モデルナ社ワクチンも使用する。予約する日によって2社のいずれかに決まるが、17日からはすべてモデルナ社になる。
1、2回目と異なるワクチンを3回目に使用する「交差接種」は、安全面に問題はないという。効果も抗体が十分上昇することが報告されている。
初日を終え、対策室の下地睦子室長は「トラブルなく初日を終えることができた。これまでの集団接種と違い、当日キャンセルが少なかった」と振り返った。
ワクチンを打ち終えた無職の男性(67)は「早く打ちたかったので予約した。周囲に感染した人はいないが、予防のために受けた」と話した。
2月の集団接種は27日まで10日間の予定。JTAドームのほか、6会場で行われる。17、23の両日は市役所、19日は伊良部地区(前里添多目的施設、東区構造改善センター)、23日は城辺公民館、24日は狩俣集落センターで実施する。