宮古島市6日、コロナ新規陽性14人
県内511人コロナ感染
【那覇支社】県は6日、宮古島市で新たに14人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。前週の日曜日からは2人の減少で、市内の直近1週間の新規感染者数(人口10万人当たり)は166.59人となった。多良間村で新たな陽性者は確認されなかった。県全体では、前週から276人減の511人が新たに感染したことも明らかにした。県全体の新規感染者が前週の同じ曜日を下回るのは13日連続。
7日から宮古地区の「まん延防止等重点措置」が解除されることについて、オンラインで会見した県感染症対策課の嘉数広樹課長は、「飲食店への時短要請も解除されるが、きょうも14人の陽性者は出ている状況なので、油断することなく感染対策はしっかり行ってほしい」と注意喚起した。
宮古島市で新たに感染が確認されたのは、いずれも市在住の10歳未満~50代までの14人。年代別では、10歳未満と50代が各4人で最も多く、20代と30代が各3人となった。職業別では、建設業が4人で最多となり、そのほか職業確認中3人、飲食業2人などの順だった。
市内で入院中の患者は、宮古病院に入院中患者11人(中等症6人、軽症5人)と、民間病院の軽症者7人の計18人。同日時点の確保病床数は70床で、病床使用率は25.71%。そのほか、宿泊施設療養中が22人、自宅療養中が76人、入院・療養等調整中が49人。
県内で確認された511人のうち、感染経路が県内確定例の接触者と分かっているのは241人。その内訳は、家族内感染が176人で最多となり、次いで友人・知人が27人、職場が23人、施設内が9人などの順で、調査中は270人。
県全体で、直近1週間の新規感染者数(人口10万人当たり)は321.12人で全国18位となった。全国ワーストは東京都(904.88人)、次いで大阪府(900.54人)など。全国平均は486.13人。
県内で、新規PCR検査の陽性率(直近1週間平均)は13.2%だった。