05/02
2025
Fri
旧暦:4月4日 先勝 庚 
産業・経済
2022年2月16日(水)9:00

アトールを三菱地所に売却/シティアンドリゾート社

ホテル運営、雇用は継続/競争激化見込み、判断

 

三菱地所に売却されたホテルアトールエメラルド宮古島=15日、平良下里

三菱地所に売却されたホテルアトールエメラルド宮古島=15日、平良下里

宮古島シティアンドリゾート(下地米蔵社長)が、所有するホテルアトールエメラルド宮古島の土地・建物を、三菱地所に売却したことが15日までに分かった。売却金額は非公表。1月28日付けで所有権が移転した。シティ社が引き続き運営するため、従業員の雇用は守られる。

三菱地所は市内でホテル開発を進めており、2023年にはトゥリバー地区には「ヒルトン沖縄宮古島リゾート」を、24年には平良荷川取に「ローズウッド宮古島」をそれぞれ開業する予定だ。

シティ社は、市内で新たなホテル建設やリゾート開発が計画され、5~10年後の競争が激化することを予想。複数社からホテル購入の打診がある中、下地島空港ターミナルなどの事業を展開する三菱地所と、経営について協力の可能性を検討してきたという。

売却について下地社長は「今回はホテル不動産の売却であり、宴会場を有し、島内で長く愛されてきたホテルの運営を引き続き行うことで、今後とも宮古島の発展のために尽力する」とコメントした。

三菱地所の担当者は「宮古島や沖縄県は国内外から注目されているエリア。コロナで一時的に厳しい状況にあるが、収束した際には観光需要は回復してくるとみている。高い成長を期待している」と強調した。

 

☆関連記事 島の良さ伝えて/宮古で観光感謝祭(2021年11月26日)


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年5月1日(木)9:00
9:00

子どもは無料や半額

児童福祉週間で各施設   最大11連休となるゴールデンウイーク(GW)が始まっている。入域観光客数がコロナ禍以前に戻りつつある宮古島では多くの観光客が訪れ、各空港が混雑しているほか、島内各地の行楽地では観光客に加えて地元の家族連れなどでにぎわいを見せ…

2025年4月23日(水)9:00
9:00

多良間島、3部門で上位/マリンダイビング大賞

「初めて行きたいエリア」1位/スキューバダイビング専門ウェブサイト   【多良間】年間125万人が利用するスキューバダイビングの専門ウェブサイト「マリンダイビングWEB」が発表した「マリンダイビング大賞2024」の年間ランキングで、多良間・水納島が「…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!