11/24
2024
Sun
旧暦:10月23日 友引 辛 
社会・全般
2022年2月23日(水)9:00

給食にマグロ、地元野菜/推進プロジェクトチーム会議

伊漁協、JAが提供/来月から小中校へ試験導入

 

地元産の農林水産物(手前)の学校給食導入に向け、今後の諸課題について協議した会議=22日、市役所

地元産の農林水産物(手前)の学校給食導入に向け、今後の諸課題について協議した会議=22日、市役所

学校給食における地元産農林水産物の活用促進に関することなどを協議する「学校給食推進プロジェクトチーム会議」(チーム長・上地等市産業振興局次長)の第3回会合が22日に市役所で行われ、取り組みの進捗(しんちょく)状況などが説明された。3月には伊良部漁協のマグロ加工品、JAあたらす市場の地元産野菜を各小中学校の学校給食に試験導入することを確認。新年度からは本格導入に向けた事業を展開するとしている。

会議では、同漁協がマグロ加工品の規格や微生物やヒスタミンなどの各種検査結果などについて説明した。

JA側は、青果物の提供拡大や、加工品の活用に向けた取り組み状況などを紹介した。

今年度の実証実験による給食への活用計画としては、3月1日から各調理場でマグロのすり身団子、なまりフレーク、メンチカツなどを提供していく。

野菜については、3月2日から使用開始となりサヤインゲン、サツマイモ、カボチャが提供される。

次年度計画としては、一括交付金3000万円を活用して、地産地消による地域内経済循環システム構築事業を予定。

給食における地産地消食材の利用率を高める取り組みとして、今年度実証を行ったマンゴー・マグロの調達の仕組みづくりや、調理場と生産者の需要と供給を調整するコーディネーターの配置など、学校給食への本格導入に向けた取り組みを行うとしている。

同会議では、学校給食への地元産品活用のほかにも、未利用農林水産物の生産状況、旬等、情報提供に関することなどについても協議を行っている。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!