一般会計は前年度並み
きょう新年度予算案説明/市が市議会に
市は24日に市議会(上地廣敏議長)の全員協議会で2022年度の当初予算案を発表し、市議にその内容を説明する。一般会計の予算規模は、前年度並みになる見込みで、マスコミへの公表は25日に行うとしている。
前年度(21年度)の一般会計当初予算の総額は、発表時の段階では378億9400万円で、20年度に比べ64億4600万円(14・5%)減と大幅に減少。
この時は、総合庁舎整備事業などの大型公共事業の完了に伴い、普通建設事業費が大幅に減額となったことなどが要因だった。
前年度並みの378億円台となる見込みの一般会計当初予算案は、3月1日開会予定の市議会3月定例会に提案される。
同定例会では、初日に座喜味一幸市長による新年度施政方針の表明が行われ、上程議案の説明も行われる。
会期は25日までの予定だが、正式な日程は開会日の本会議で決定する。
昨年1月に誕生して2年目を迎えた座喜味市政にとっては、掲げた政策の実現に向けて3月定例会は重要な議会。
座喜味市長の施政方針を受けて、議場で展開される与野党のやり取りに市民は注目している。
同定例会の会期予定は2、3日には本会議で議案に対する質疑などが行われ、4日には補正予算についての委員会。7、8日は予算・決算委員会(新年度一般会計予算の質疑など)が行われる。
10日には本会議(補正予算・表決)が行われ、11、14、15日は委員会で新年度特別会計予算と条例、議決議案について協議する。
一般質問は17、18日と22~24日までの5日間行われ、質問の通告締め切りは10日となっている。