社会・全般
2011年3月20日(日)9:00
休憩・トイレ施設が完成/島尻漁港
来月1日から供用開始
宮古島市(下地敏彦長)が島尻漁港で建設を進めていた休憩・トイレ施設と東屋がこのほど完成し、4月1日から供用開始される。島尻と大神の住民らは、環衛生・境衛の向上や島尻-大神島を結ぶ旅客船の待合い場所としての利便性が図られたと喜んでいる。
各施設は、環境施設整備により潤いのある親しみやすい漁港として都市漁村交流を促進するのが目的で整備された。事業費約1700万円。
休憩・トイレ施設は床面積約59平方㍍。休憩所には固定いすやベンチがあり、約30人の休憩が可能。トイレは男女別と身障者用がそれぞれ設置されている。一方、東屋は漁港先端部に整備され、青い海と大神島が眺望できる。
島尻自治会の仲里長造会長は「休息所を活用して大神住民や観光客らと交流を深めたい。また東屋は親子連れらに人気が出ると思う」と語った。
大神自治会の友利行雄自治会長は「島尻漁港の旅客船の発着場は浮き桟橋。お年寄りたちは浮き桟橋で立ったまま旅客船を待っている。4月からは新しい休憩所で待つので、安全面が確保される」と話した。