社会・全般
2010年5月4日(火)16:17
検挙の65%が飲酒絡み/宮古島署管内 節度ある飲酒呼び掛け
昨年1年間の宮古島警察署管内における傷害や暴行などの粗暴犯のうち飲酒絡みが65%を占めることが分かった。検挙数100件のうち、飲酒絡みの事案は65件だった。同署では節度ある飲酒を呼び掛けている。
検挙の内訳は最も多いのが傷害の33件、次いで暴行の32件、器物損壊20件。
傷害の33件のうち飲酒絡みは21件で63%、暴行は16件で50%、器物損壊は18件で90%となっている。
そのほか、殺人(未遂含む)の3件、放火の1件はすべて飲酒絡み。住居侵入は5件中3件が飲酒に絡む事案となっている。
同署では「暴行や傷害などで逮捕されて、酔いが覚めると自分がやったことを覚えていないという人が多い。酒は節度を持って飲んでほしい」と呼び掛け、子どもに見本を示すためにも午前0時までには帰宅する「シンデレラタイム」を励行するとしている。
そのほか、風俗営業所等への立ち入りおよび取り締まりの強化や未成年の飲酒防止のため酒販店に対する指導、啓発活動を徹底し悪質な業者は積極的に検挙するとしている。