市陸協、設立50周年/記念式典・祝賀会
歴代会長らに功労賞/輝く、沖縄一周駅伝V3
宮古島市陸上競技協会(本村邦彦会長)の設立50周年記念式典と祝賀会が13日、宮古教育会館で開かれ、多くの関係者が集い、市郡対抗沖縄一周駅伝3連覇など、これまでの実績を振り返りながら、これからの活躍を誓った。歴代会長7人に功労賞、協力者8人に感謝状を贈った。
協会は1971(昭和46)年に設立。陸上競技大会や駅伝、ロードレース、マラソン大会などを主催してきた。沖縄本島を一周する市郡対抗沖縄一周駅伝では87年から89年まで3連覇を果たし、通算では6回優勝している。
本村会長は「協会設立から50年の節目を迎えた。陸上競技大会、駅伝大会など県内でも長い歴史を重ね、多くの主催行事を開催してきた。これまで多くの名アスリートを輩出してきた。また1984年の市郡対抗駅伝での初優勝は今でも鮮明に脳裏に焼き付いている。宮古島には今、陸上をはじめ野球や駅伝、サッカー、ゴルフなど多くの競技団体が合宿地として訪れている。市もスポーツコンベンション協議会を立ち上げ、受け入れ体制の強化、充実に取り組んでいる。施設面の充実にも取り組んでもらいたい。これまで協会を支えた歴代会長、役員、公認審判員、協力企業、個人に感謝したい」と話した。
宮古スポーツ協会の砂川恵助会長は「日ごろは本職を持ちながら旺盛なボランティア精神で陸上競技協会の崇高な使命の下にスポーツイベントを支えてきた歴代会長をはじめとする役員の苦労に思いをはせると頭の下がるばかりの心境」とたたえた。沖縄陸上競技協会の國場馨会長も祝辞を述べた。
功労賞を贈られたのは歴代会長の狩俣寛次さん、与座健一さん、美里泰雄さん、与儀透さん、立津辰雄さん、多良間勉さん、砂川廣行さん。感謝状は新垣盛雄さん、伊志嶺翔太さん、岸本邦弘さん、下地隆さん、砂川拓也さん、立津辰雄さん、平良昇さん、上地伸栄さん。