産業・経済
2022年4月14日(木)8:59
一部供用を開始/平良港物流センター
宮古港運が青果搬入
平良港総合物流センターの供用が13日、一部で開始された。貨物に対応する吹き抜け構造部分3330平方メートルのうち3分の1に当たる1110平方メートルの部分について宮古港運が使用を始めた。賃貸料は1平方メートルにつき330円。この日は、雨にぬらしてはいけないカボチャなどの青果が搬入された。
物流センターは、近年増加している平良港の取り扱い貨物量への対応や、台風等の悪天候による物流の停滞を防ぎ、島内ストック機能を強化するため建設された。
平良港は下崎地区も含めて宮古島の物流拠点。島内への貨物のうち、平良港での取扱量は全体の99%以上を占める。近年、取り扱い貨物量が増加しており、2020年は、91万6286トンだった。
宮古港運は供用開始された部分を含め、5月から3分2を使用する。残り3分1のスペースは平良港運が7月から使用開始を予定している。