「海」テーマに作品募集/美ら島文化祭・詩の祭典
大城教育長「島の魅力発信」
市教育委員会の大城裕子教育長が2日、市役所で会見を開き、10月に宮古島市で開催される「美(ちゅ)ら島おきなわ文化祭2022 詩(ことば)の祭典」への作品応募受け付けを同日からスタートすると発表した。「『海』~言霊(ことだま)海を越えて~」をテーマに現代詩を募集することを説明するとともに、開催地である宮古島の市民から多くの作品が応募されることに強い期待を示した。
同文化祭は、第37回国民文化祭と第22回全国障害者芸術・文化祭の統一名称。沖縄県で全国障害者芸術・文化祭が開催されるのは2006年以来2回目。国民文化祭は初開催となる。
「詩の祭典」は同文化祭の「分野別フェスティバル」の一つで、入賞作品の表彰と講演会などが10月29日に市未来創造センターで行われる。
応募部門は①小学生の部②中学・高校生の部③一般の部-の3部門。応募点数は1人1編で、作品は未発表のオリジナル作品に限る。文字数は、400字詰め原稿用紙3枚以内またはA4用紙(横向き、縦書き)1行20字で60行以内。一般の部のみ1000円の申し込み料が必要となる。
応募受け付け期間は6月17日まで。9人の審査員による審査により各部門から七つの賞が選定される。
会見で大城教育長は「多様な表情を見せる海、多くの命を育む海をテーマにした作品を全国から募集し、詩を通して言葉の力や宮古島の魅力を発信していきたい」との考えを示し、「日本全国の多くの地域からの応募はもちろんのこと、宮古島市からも多くの作品が寄せられることを大いに期待している」として広く市民に応募を呼び掛けた。
募集要項の詳細は市ホームページ内の「『詩(ことば)の祭典』作品募集について」のページで確認することができる。QRコードを読み込むことで同ページを表示させることができる。
作品の応募、問い合わせは市生涯学習振興課内の同文化祭市実行委員会(電話72・3764)まで。