市長に事業の継続答申/パイナガマ公園
市公共事業評価監視委
市公共事業評価監視委員会の中尾英筰委員長は30日、市役所平良庁舎に下地敏彦市長を訪ね、社会資本整備交付金都市公園事業パイナガマ公園について、事業継続とする委員会審議結果を答申した。答申を受けた下地市長は、パイナガマビーチと一体となった公園整備をしていきたいとの考えを示した。
下地市長から諮問を受け、29日にパイナガマ公園事業の再評価について審議を行った同委員会。中尾委員長は、事業継続と決した委員会判断を報告するとともに、「市民が集いやすいコミュニティーの重視、エコ、健康をキーワードとした整備計画への見直しを望む」とする付帯意見を提示。「伊良部大橋が開通すれば、市街地との連携に良い場所になる。公園事業というより市の将来に密着した、集いやすい場所にしてほしい」と要望した。
それに対し下地市長は「パイナガマビーチの隣になるので、ビーチ利用と一体となった公園として整備したい」との構想を語った。
答申を受け、同公園整備事業は継続して取り組む考えを示す下地市長。「これまで紆余曲折あったが、中途半端な状態にしておくことはできないと思っていた。パイナガマビーチを利用した憩いの場として、きちんと整備することが望ましい」との思いを述べた。