市新型コロナ 6月19~25日は173人
6週間連続で前週下回る/100人台は12週間ぶり
市は25日、市内での直近4週間の新型コロナウイルス新規感染確認者数を発表した。それによると6月19日から25日までの1週間の新規感染者数は173人となり、前週の210人から37人減少した。前週の人数を下回るのは6週間連続で、100人台になるのは12週間ぶりとなった。減少傾向は続いているが、減少幅は前週の91人から37人に縮小している。
週間新規感染確認者数は、5月8日から14日までの週に過去最多となる823人が確認されたが、その後、773人、668人、387人、301人、210人と毎週減少が続いている。100人台となるのは3月27日から4月2日までの週の195人以来となる。
6月19日から25日までの感染者数を日別に見ると最も多かったのは22日の40人。次いで24日が36人、25日が27人、21日が26人、23日が20人だった。最も少なかったのは19、20日の12人。
前週と比べ感染者数が増加したのは、17人増となった24日と、8人増となった22日、3人増となった25日の3日間。それ以外の4日間は減少となった。減少幅が最も大きかったのは22人減となった19日と21日。
25日現在、宮古地区で新型コロナ療養のため入院している患者数は、宮古病院入院中の軽症患者1人となっている。
県は感染拡大防止のため会食は「4人以下、2時間以内」に制限するよう求めていたが、子どもから家庭内に感染が広がるなど会食に起因しない感染が多い現状を踏まえ、県の感染対策認証店に限り24日からその制限を解除している。
その一方で、身に付けた感染防止対策を定着させるとともに、「日ごろから」、「会食や友人との交流の際」、「体調不良のとき」の三つの場面では感染対策を徹底するよう県民に呼び掛けている。