週間感染者数は535人/市3~9日、新型コロナ
2週連続で前週比増に/500人超は6週間ぶり
市は9日、市内での直近4週間の新型コロナウイルス新規感染確認者数を発表した。それによると3日から9日までの1週間の新規感染者数は535人となり、前週の328人を207人上回り、2週連続での前週比増となった。週間感染者数が500人を超えたのは668人だった5月22日から28日までの週以来、6週間ぶりとなる。
週間新規感染確認者数は、5月8日から14日までの週の823人をピークとしてその後、6週間連続で前週比減が続いていた。しかし6月26日から7月2日までの週が前週比155人の増となると、3日から9日の週はさらに増加幅が広がる結果となった。
3日から9日までの感染者数を日別に見ると、最も多かったのは43日ぶりの100人超となった7日の113人。次いで5日の95人、8日の90人、6日の87人と続く。最も少なかったのは4日の22人。
前週と比べ感染者数が減少した日は1日もなく、すべての日で前週を上回った。増加幅が最も大きかったのは、44人増となった6日、次いで42人増となった7日。増加幅が最も少なかったのは9人増の3日。
7月9日現在、宮古地区で新型コロナ療養のため入院している患者数は、宮古病院入院中の中等症患者2人と軽症患者4人、民間病院入院中の軽症患者1人の計7人。1週間前の入院患者数は2人だったことから5人の増となっている。
40日ぶりの90人台となる95人の新規感染者が確認された5日、市健康増進課は市民に対し、改めて感染防止対策を求めるメッセージを発表した。その中で、沖縄県ではこれまでの2年間、7月の連休後に感染が拡大していることを指摘し、感染防止対策に引き続き取り組むよう協力を呼び掛けている。