優秀警察署に宮古島署
交通事故抑止に関係機関と一丸/県警が表彰
2021年度下半期交通安全対策等優秀警察署表彰が15日、宮古島警察署で行われた。沖縄県警の下地忠文交通部長が同署の仲宗根宗信署長にトロフィーを贈り、「今後も安心安全のために頑張って」と激励した。同署はこれまでに4回受賞しており、今回は6年ぶり5度目。
同表彰は交通事故を抑止するために、関係機関・団体と連携した広報啓発活動や交通規制、交通指導取り締まりなどを推進し、その取り組みの結果が優秀だった警察署を表彰するもの。
下地交通部長は「今回の受賞は地区安協、ボランティア、署員が一体となり、交通安全と事故防止、飲酒運転根絶を含めた活動の成果。今後も一層連携してもらい、地域の皆さんの安心安全のために頑張ってほしい」と激励した。
表彰を受けた仲宗根署長は「表彰は宮古島署のみの成果ではなく、地区安全協会、ボランティアの皆さんと一丸となった結果で喜びもひとしお」と感想を述べた。
同署管内では死亡事故ゼロ1年となっており、仲宗根署長は「死亡事故ゼロは一昨年11月から継続しており、できるだけながく継続できるよう関係機関や団体と協力してやっていきたい」と意気込みを語った。
夏の交通安全県民運動期間中なども踏まえて「飲酒運転はしないさせないゆるさない。飲酒運転交通事故に直結しやすい悪質な犯罪なので絶対しないということを徹底してほしい。警察としても引き続き取り締まりを強化している」と強調した。
式では県交通安全協会連合会の宮城正明専務理事から地区交通安全協会の友利勝一会長に激励金、県警察官友の会宮古島地区支部の新城浩吉支部長から仲宗根署長に激励品がそれぞれ贈呈された。