写真撮影の観光客続々
農家がヒマワリ畑開放/下地川満
下地川満の国道390号沿いの畑でヒマワリが咲き、見ごろを迎えている。25日には畑の持ち主が「自由にどうぞ」などと書かれた看板を設置。通りすがりの観光客らが立ち寄り、ヒマワリ畑の中で、盛んに写真や動画を撮って楽しんでいた。
畑は宮古空港前の県道と国道(下地線)が交差する三差路の信号そば。レンタカーの観光客が次々とワンストップで立ち寄っていた。この日は地元施設の入所者らも大型ワゴン車で訪れ、一面に広がったヒマワリを楽しんでいた。
約50㌃の畑で、6月4日に、緑肥用のヒマワリの種をまいた。先々週から花が咲き始め、見ごろを迎えた。8月10日ごろには緑肥としてすき込む予定で、その後はサトウキビが植え付けられる。ヒマワリは2年ぶりの開花。来年はサトウキビ畑になるので、次に見られるのは早くても2年後になるという。
4泊で東京と神奈川から観光に来た家族と友人の4人組はこの日が最終日。インスタグラムでヒマワリを見つけ、探して来た。妻(37)と娘(5)の3人家族の父親(44)は「娘をヒマワリのような子どもに育ってほしいと思っているので、ここに来られて良かった」と話した。「前回来た時は大きな台風に遭い、何もできなかったが、今回は晴天で良かった。新城海岸ではウミガメを見ることができたし最高だった」と笑った。