社会・全般
2011年4月2日(土)9:00
飲酒運転絶対しない
16社379人、警察に宣言文提出
宮古電気工事業協同組合など関係企業16社379人が1日、宮古島署内で飲酒運転の根絶を宣言した。島袋令署長に宣言文を手渡し、飲酒運転のない社会の実現を誓った。
この日宣言したのは同組合を構成する12社および、平良土建、共和産業、大和電工、沖縄電力離島カンパニー宮古支店。各社を代表して同組合の川満盛長理事長が宣言文を読み上げた。
宣言文では、「飲酒運転は重大事故や死亡事故に直結する大変危険で許されない行為で何の罪もない人を巻き込み、時には命を奪う悪質な犯罪である」と指摘。その上で①酒を飲んだら絶対運転しない②運転する人に酒を絶対勧めない③酒を飲んで運転する人に絶対車を貸さない④酒を飲んだ人が運転する車に絶対同乗しない⑤ハンドルキーパー運動を広げる-と宣言した。
島袋署長は「飲酒運転は県全体の問題であり懸案事項。きょう宣言した379人が横の広がりを持てば800人になる。飲酒運転の根絶に向けて地域を盛り上げてほしい」と期待を込めた。