物資の持ち込み相次ぐ/市の地震支援対策室
市民からオムツやタオル
東日本大震災で、1日に本格始動した宮古島市の地震支援対策室(市役所平良庁舎)に、救援物資が続々と寄せられている。市民からオムツやタオルなどが持ち込まれ、3月28日に対策室を設置してからの持ち込み件数は17件に上っている。西里正博室長は「土、日曜日も対応している。今回の災害に関する情報、相談も受け付けたい」と話している。
同対策室は3月28日に設置されたが、丸3日間職員が配置されずに物資を持ち込もうとした一部市民の反感を買っていた。これを受けて市は1日から本格始動させ市民の問い合わせに応じている。
2日は市民6人が物資を届けた。タオルなど生活必需品を持ち込み、被災者支援の善意を寄せた。
2日までに寄せられた物資はタオルが200枚以上、オムツは22ケース預かった。マスクやティッシュ、紙皿などの物資も相次いで持ち込まれている。
西里室長は市民の善意に感謝した上で「被災地だけではなく、宮古島で避難生活を送られている方々の支援もしていきたい」などと話し、災害に関する情報窓口として積極的な支援活動を展開する方針を示した。
対策室で預かる物資は▽オムツ▽タオル▽簡易トイレ▽使い捨て食器-など。詳細は同対策室(電話76・6001)まで。