宮古ブルーを満喫/家族連れで記念撮影
マリンスポーツも体験/盆休みの観光客
お盆休みを宮古島で過ごそうと、観光地やビーチは観光客でにぎわった。新型コロナウイルス感染収束が見通せない中、3年ぶりに制限行動のないお盆。天気にも恵まれた13日は、伊良部大橋を走るレンタカーが連なった。前浜ビーチでは海水浴や水上スキーなどで楽しむ家族連れが多く「宮古といえばやはり海」と口をそろえた。抗原検査やマスク着用、食事はスーパーで買い出ししホテルの部屋で取るなど、移動先での感染対策の徹底も実践していた。
宮古島への旅行は3回目という白谷浩二さん(52)=兵庫。今回は家族やいとこたち計6人で訪れた。3泊4日の日程で、伊良部島や下地島、来間島を見て回った。東平安名崎では炎天下、全員がマスクをして雄大な景色を楽しんだ。「八重干瀬ツアー」にも参加し「きれいなサンゴ礁が間近に見えました」と話した。「シュノーケリングで熱帯魚も見た。宮古は海がきれい。また来ます」と笑顔を見せた。
大阪から来た家族ら11人は、今年5月に城辺保良にオープンしたばかりのヴィラ「波癒(なみゅー)」を宿泊先に選んだ。保良川が一望でき、ダイナミックな景色をバックに思い出に残る記念撮影を満喫した。男性は「海の青さ、透明度、宮古といえばやはり海でしょう」と満足した様子だった。
三重から夫婦で訪れた山本将成さん(32)は「沖縄本島は行ったことはあるが宮古島は初めて。海がとてもきれいで、気持ち良い」とうれしそう。新型コロナ対策として抗原検査を受けてきたと言い「食事はスーパーで買い物をして部屋で食べている」と話した。