スポーツ
2011年4月3日(日)9:00
福島選手、走り込みで汗/ハイテクAC
100、200の日本記録保持者
宮古島で合宿中の北海道ハイテクアスリートクラブの福島千里選手らが精力的なトレーニングに励んでいる。休養日に指定していた2日も市陸上競技場で走り込みを行い汗を流した。父が池間島出身の玉城美鈴選手も競技力アップに向けて練習に取り組んでいる。
2日の市陸上競技場には陸上ファンの市民が来場し、陸上女子100㍍、200㍍の日本記録保持者、福島選手の走りに見入った。
同クラブの中村宏之代表は「宮古島の紫外線は強いけど、合宿は順調。気になるのは選手たちの練習過多」と話す。150㍍ほどの距離を繰り返し走っていた福島選手は、「来年の(ロンドン)オリンピックにつなげる年にしたい」と気持ちを引き締めている。
中部商業高時代に11秒64の高校歴代3位を記録した玉城選手は「練習環境は良い。去年11秒台で走れていないので、今年の目標は11秒台で走ること」などと話した。
同クラブの宮古島合宿は初めてで、今月5日まで行う予定。