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社会・全般
2011年3月27日~4月2日
ニュースウィークリー
3月27日~4月2日
打楽器四重奏の金賞記念碑除幕/北中学校
第33回全日本アンサンブルコンテスト(昨年3月20日、新潟市で開催)で金賞を受賞した、北中打楽器四重奏の演奏者4人をたたえる記念碑がこのほど完成し3月26日、除幕式が行われた。生徒たちは「光栄に思う。この記念碑を見て、多くの人たちが『自分も頑張ろう』と思ってくれればうれしい」と喜んだ。(3月27日掲載)
漲水・あけぼの学園建て替えへ/取り壊し始まる
社会福祉法人・県社会福祉事業団(花城可長理事長)が計画を進める漲水学園とあけぼの学園の建て替え事業で、体育館など建物の取り壊しが始まった。建物の建築工事は、来月着工を予定している。両園合わせた新施設の床面積は3470平方㍍で、現在の1・5倍。現在分散している施設を1カ所にまとめ、定員増と機能を拡充する。(3月27日掲載)
県内施設に94人被災者受入状況/東日本大震災
県の又吉進知事公室長は3月28日、東日本大震災の被災者受け入れ状況や課題などを発表した。同日午前の段階で、県営住宅などの県施設へ59人、市町村営住宅などに39人の計94人を受け入れたことを明らかにした。また、福島、岩手の両県は被災者の送り出しに難航し、沖縄県の申し出を断っている状況。職員派遣なども辞退しているという。(3月29日掲載)
年代別に推進施策市食育計画を答申/食育推進会議
宮古島市推進会議の会長を務める長濱政治副市長は3月28日、同会議でとりまとめた市食育推進計画「宮古(みゃーく)食育プラン」を下地敏彦市長に答申した。計画では四つの年代ごとに推進施策を設定していて、期間は2011年度から15年度までの5年間とし、最終年度に評価を実施する。食を通じて地域の暮らしや食材を学び、健康的な食生活を送ることのできる人づくりを目指し策定された。(3月29日掲載)
パイナガマ公園事業計画通りに/市公共事業評価委
市公共事業評価監視委員会(中尾英筰委員長)が3月29日、市役所平良庁舎で開かれ、下地敏彦市長から諮問を受けた社会資本整備交付金都市公園事業パイナガマ公園の再評価について協議を行った。委員から事業継続の是非や規模見直しなどに対する意見は出ず、現在の計画をベースに環境やコミュニティーに配慮した公園とするよう求める要望などが挙げられた。(3月30日掲載)
故下地明増氏の絵画を市に寄贈/妻の文さん
宮古島出身の画家で、2009年10月に91歳で他界した故下地明増氏の絵画作品5点が、明増氏の妻・文さん(88)から3月29日、宮古島市に寄贈された。下地敏彦市長は「宮古島に素晴らし画家がいたことを後世に伝えていきたい」との思いを示した。寄贈絵画は市総合博物館で保管。博物館では今後、企画展などを開催し市民に公開していく考え。(3月30日掲載)
キビ4年連続で生産量30万㌧台/製糖操業が終了
宮古製糖城辺工場の2010-11年産サトウキビの製糖操業が3月30日、終了した。搬入された原料は11万556㌧で豊作型、平均糖度は14・04度と基準糖度帯を上回る平年値以上の成績となった。操業を終えた宮糖伊良部工場と沖糖宮古工場の原料を合わせた宮古地区の生産量は30万㌧に達し、4年連続の豊作を裏付けた。来月操業を終える宮糖多良間工場の原料を含むと32万㌧台になる見通し。(3月31日掲載)
新入学児童500人台/市立小学校
今年4月に新しく小学校に入学予定の児童数が宮古島市では583人(30日現在)となり、過去最低だった昨年の554人よりは若干増加するも、3年連続で500人台となる見込みであることが市教育委員会のまとめで分かった。また、佐良浜小学校への新入学予定者数は7人で初の1桁となった。(3月31日掲載)
多良間は19位、宮古島市27位/08年度県内所得
県企画部(川上好久部長)は3月30日、2008年度の市町村民所得を公表した。1人当たり市町村民所得で多良間村は県下19位の192万2000円、宮古島市は27位の185万9000円だった。2市村ともに県民1人当たり所得の203万9000円を下回った。県内上位は北大東村が355万5000円で5年連続のトップ。(4月1日掲載)
ベニヤ板など震災で品薄に/宮古島にも影響
東日本大震災の影響を受け、宮古でもベニヤ板や電線などの建築資材が品薄になっている。木材卸のA社では、ベニヤ板がほぼ品切れ状態。電気資材卸のB社は、発注量の2割程度しか電線を調達できていない。ベニヤ板は建築工事の仮枠等、電線も同工事の配線などに使う。経済界関係者は「品薄で資材確保に見通しの立たない状況は、今後の工事に影響を及ぼす可能性が高い」と危惧した。(4月1日掲載)
新年度が開始、下地市長訓示/宮古島市
新年度のスタートを迎えた1日、2011年度人事異動辞令交付式が市中央公民館などで開かれた。新規採用職員25人を含む305人に下地敏彦市長らから辞令が手渡された。新採用職員が、公正な職務執行を誓う宣誓を行ったほか、下地市長は「誠心誠意、市民のために尽くすという立場で、それぞれの部署で頑張ってほしい」と訓示を述べた。(4月2日掲載)
市の支援対策室、3日遅れで始動/東日本大震災
東日本大震災で、宮古島市が先月28日に設置した支援対策室が1日午後、3日遅れで動き出した。市の記者会見から3日と半日、市役所下地庁舎に設置された対策室には職員不在の状況が続き、支援物資を持ち込もうとした一部市民の不満をかった。1日付で就任した西里正博室長は「組織としてすぐに対応できず申し訳なく思っている」と対応の遅れを陳謝した。同室には今後、土、日曜日にも職員が常駐し、救援物資に関する市民の問い合わせに応じる。(4月2日掲載)