社会・全般
2022年9月14日(水)9:25
宮古地区で2人骨折 台風12号被害
【那覇支社】県は13日、台風12号の災害対策本部会議を、県庁と各地区をオンラインで結んで開催し、被害状況などを確認した。宮古地区では台風により2人が骨折したことが明らかになった。
オンラインで参加した、宮古地方本部の長濱為一宮古事務所所長は、宮古島市で70代男性が強風にあおられ転倒して足を骨折したほか、台風対策で戸締りをしていた80代女性が転倒し、臀部を強打して骨折したことを報告した。
長濱所長は「引き続き、農産物などの被害を含めて、情報収集に関係機関と連携しながら当たっていく」と述べた。
台風で航路が欠航してる大神地区の食糧や物資の備蓄については「14日から状況が良ければ航路が再開すると聞いている。島の住民はご自分で宮古島に買い出しに行かれる人が多いと聞いている。4往復のうち、どの程度が再開されるか分からないが、船が出ればおおむね大丈夫なのではないかと考えている」と語った。
会議では、宮古病院が13日午後1時から、多良間診療所が同日午後1時半から外来診療を再開していることも報告された。