オミクロン株対応ワクチン 10月から接種開始/宮古島市
2回目完了の12歳以上対象/年末年始再拡大懸念に備え
新型コロナウイルス感染症に関連し、オミクロン株対応ワクチン(2価ワクチン)の接種について、市は10月から、2回目までの「初回接種」完了者に対して接種を開始する。市ではこれまで地区医師会と相談しながら接種開始時期を決定するとしていたが、医師会との話し合いを進め10月からの接種を決めた。
2価ワクチンの接種が開始されたことで、医療機関では今後、2価ワクチンのみの接種が可能となる。また、2価ワクチンの集団接種も10月5日からスタートする。今後の初回接種については、既存のワクチンを使用するため、市が集団接種で対応する。
使用するのはファイザー社とモデルナ社が開発したのもので、オミクロン株(BA・1)と従来株に対応した2価ワクチンとなっている。2価ワクチンは初回接種終了後5カ月を経過すれば接種が可能。対象は12歳以上となっている。3回目や4回目をすでに接種した場合でも5カ月経過すれば接種できる。
接種券についてはこれまでに配布されたものを使用する。接種券を紛失、廃棄、破損した場合は再発行が必要となる。
市新型コロナウイルスワクチン接種対策室では「年末年始に懸念される感染拡大に備えるためにも、接種を検討している人は早めに接種してほしい」と話した。
10月の接種実施日のうち、5日と15日、19日は12歳以上の3、4回目が対象。8日と29日は午後2時から同2時30分までは5歳から11歳の1、2回目が対象。同日午後2時30分から同4時までは5歳から11歳までの3回目となっている。