04/17
2025
Thu
旧暦:3月20日 仏滅 丙 
産業・経済 社会・全般
2011年4月7日(木)9:00

養殖アーサ総収穫量3㌧/西原漁業研究会

前年比3倍の豊作


今後陸揚げされる養殖用網からアーサを採取する女性たち=5日、平良大浦湾

今後陸揚げされる養殖用網からアーサを採取する女性たち=5日、平良大浦湾

 西原漁業研究会(楚南聡会長、会員5人)が平良大浦湾で行っている養殖アーサ(ヒトエグサ)の収穫がこのほど終了し、宮古島漁業協同組合(小禄貴英組合長)の施設に搬入された総重量は約3㌧あった。昨年の収穫総重量約1㌧と比べ3倍の豊作。宮古島の特産品として有望視されている。


 会員の養殖技術向上と気象条件に恵まれたのが大きな要因。

 昨年10月に種苗、11月に沖出しの網張りを実施。今年1月上旬から収穫が始まり、3月に終了した。研究会は漁協に委託販売していることから、まだ売上高は確定していない。

 漁協前の直売店では、乾燥アーサを販売しており、一袋350円。高品質のアーサは人気が高く好調な売れ行き。揚げ立てのアーサ天ぷらも販売している。

 小禄組合長は「乾燥アーサをアーサ汁にして食べると、磯の香りがしておいしい。安心・安全なアーサなので、消費者にお薦めしたい」とアピールした。

 楚南会長は「養殖技術の向上に伴い。来期産の増産に自信が持てた」と意欲を示した。

 研究会は2007年、県や市の協力を得て、アーサの試験養殖に着手。さらに08年、漁協が県下一斉の漁業権切り替えの際に、大浦湾でアーサ養殖が可能な特定区画漁業権を取得した。研究会の会員は漁協の組合員。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年4月16日(水)9:00
9:00

今年105回の入港予定

クルーズ船、昨年の2倍/平良港   今年一年間に平良港への入港が予定されているクルーズ船の回数は105回で、昨年の52回の2倍になることが那覇港管理組合クルーズ寄港予約管理システムのまとめで分かった。今年は1月1日の「コスタセレナ号」(11万4261…

2025年4月12日(土)9:00
9:00

「はしご旅」の魅力PR

旅行関係メディア招きトーク 1度の旅行で二つのホテルを「はしご」して異なる楽しみ方を味わう「宮古島はしご旅」を周知するトークセッションが9日、市内の飲食店で行われた。サントリーニホテル&ヴィラズ宮古島、ヒルトン沖縄宮古島リゾートと、両施設の「はしご旅」プランを…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!