2種目で宮古新記録/全宮古小学校陸上大会
各校の代表選手が力走
第33回全宮古小学校陸上競技大会(主催・宮古地区小学校体育連盟)が22日、市陸上競技場で開かれた。新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催。多良間を含む17校の代表選手が出場し、トラック競技とフィールド競技の計22種目で競い合った。2種目で宮古新・大会新が、1種目で大会新が更新された。
5年女子ジャベリックボール投げでは、狩俣琉香(南)が38メートル84の宮古新・大会新記録で優勝に輝いた。2位の岸本花愛心(久松)も同じく宮古新・大会新となる37メートル61の記録を残し、ハイレベルな戦いを演じた。
狩俣は「優勝できてうれしい。記録を出した2投目は投げ方、タイミング、ステップが良くて、練習以上の力を出せた。来年もまた記録を狙いたい」と笑顔を見せた。
3年女子100メートルでは、メイスンティファニー華(南)が15秒9のタイムで宮古新と大会新を樹立し、「練習通りに走れた」と喜んだ。5年100メートルでは友利優杏(平良第一)が14秒3の大会新で優勝した。
学校別の団体総合では、男子は上野が初の栄冠を手にした。女子は下地が9年ぶり3度目の優勝をつかんだ。
大会は昨年、一昨年ともに新型コロナの影響で中止となり、3年ぶりに開催された。今大会は予選、決勝と行われた競技をタイムレースに変更するなど規模を縮小して実施。表彰式は行わず、後日学校で伝達してもらう形にした。