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社会・全般
比嘉幹貴投手
開幕1軍「最低条件」
コザ高校、国際武道大、日立製作所で野球に打ち込み、2009年度ドラフト会議で2位指名されてオリックスに入団した。右投げサイドスローで制球の良さと多彩な変化球が持ち味。プロ1年目の感想を聞くと「今は右も左も分からない状況だが、開幕1軍は最低条件の目標」と力強い決意を語った。
キャンプ初日からブルペンに入り70球を投げ込んだ。フォームを意識して、一球一球確かめるようなピッチングを心掛けた。
初日から快調に飛ばす先輩投手に引き付けられて力が入る。それでも星野伸之コーチから「慌てずにフォームを作れば良い」と助言を受け、自分のペースを守ることができた。
「今は張り切りすぎずに、一日も早く自分のフォームを固めていきたい。それから周囲にアピールできるボールを投げ込む」と気を引き締めた。
キャンプ初日については「効率の良い練習だが、ついていくのが大変だった。座るひまもなかった」と苦笑いを浮かべる。「先輩たちは本当にすごい」と脱帽し、プロの世界でしのぎを削る意識の違いを強調した。
自分を見失わずに取り組むことが課題。目標はあくまで開幕1軍にある。「この競争に勝ち抜き、年間を通して試合に出場する」と意気込みを語った。
比嘉幹貴(ひが・もとき) 1982(昭和57)年12月7日生まれ。28歳。177㌢、77㌔。右投げ右打ち。