市役所核に新街づくりへ/検討委員会を設置
計画的な都市基盤推進/宮古島市
市役所を核とした新しいまちづくり検討委員に対する委嘱状交付と第1回委員会が2日、市役所で開かれた。伊川秀樹副市長や市職員、外部委員14人に座喜味一幸市長から委嘱状が交付され、委員長には琉球大学名誉教授の池田孝之さんが選出された。同委員会では市役所周辺のまちづくり基本構想の策定やまちづくりの方向などについて意見を交わし、基本構想の策定に向けて取り組んでいく。
委員に対して座喜味市長が「市役所をはじめ公共施設の集積する市役所周辺地区における計画的な都市基盤整備の推進など、当該地区の目指すべき姿やまちづくりの基本方針を明らかにするとともに、社会情勢の変化などを的確に捉えた新たなまちづくりの指針となる計画が必要」として、「市役所周辺まちづくり基本構想策定」について諮問した。
市役所周辺まちづくり基本構想は現況と課題などについてさらに課題分析を進めるとともに、住民・事業者・行政の対話を通じて同地区の抱える課題や将来ビジョンを共有しながらまちづくりの方向性を示すもの。スケジュールは今後3回程度同検討委員会を開催し、2023年3月下旬に基本構想を取りまとめ公表する。
地域住民との合意形成支援としてすでにワークショップも行われており、報告会が21日に市役所で行われる予定となっている。
委嘱状が交付された委員は次の各氏(敬称略)。
委員長=池田孝之(琉球大学名誉教授)▽副委員長=伊川秀樹(副市長)▽委員=小野尋子(琉球大学工学部教授)根路銘康文(宮古島商工会議所会頭)仲宗根清二(宮古青年会議所理事長)塔崎隆文(沖縄総合事務局管財総括課長)松根勇(沖縄総合事務局宮古財務出張所長)上原正也(県宮古土木事務所長)柴田大輔(宮古島警察署交通課長)垣花和彦(市企画政策部長)與那覇勝重(市総務部長)仲宗根美佐子(市福祉部長)大嶺弘明(市建設部長)宮國和幸(市消防長)