初の週末にぎわう/海中公園1460人が来園
市平良字狩俣の海浜地域に完成した宮古島海中公園は9日、オープン後、初となる週末を迎え、大勢の家族連れらでにぎわった。この日の来園者数は1460人となり一般公開開始以降最多を記録。4日間での総数は3420人となった。
一般公開がスタートした6日の来園者数は1050人、7日は570人、8日は340人と推移していたが、9日は初日の記録を上回る人出となった。
この日は、子どもを連れたファミリーを中心にグループやカップルなどが途切れることなく来園。海を泳ぐ魚を見ることのできる海中観察施設では、熱心に見入ったり、景色を写真に収めたりしていた。また、磯遊び施設では、海中生物に触れることのできるタッチプールに入って、ナマコやヒトデなどを手に取る子どもの姿などが見られた。
公開開始4日目ながらすでに来園2回目という人も。仲宗根亜紀さん、楓華さん(東小3年)親子は初日に続き同日も訪れ、海中観察を楽しんだ。亜紀さんは「カメやエイが好きなので、見ることができるまで毎週でも通いたい」、楓華さんは「とってもきれいだった。魚がたくさんいて、初めて見る魚もいた」と語った。
営業時間は4~11月までは午前9時から午後7時、12~3月は午後6時まで。年中無休。海中観察施設の通常入園料は大人1000円、高校生800円、小中学生500円だが、4月は大人300円、小中校生150円、5、6月は大人500円、高校生400円、小中学生250円の特別料金となる。6歳以下は無料。