トライアスロン宮古島大会 開催まで100日
関係者集い残歴板除幕/4年ぶりの大会成功誓う
4月16日に開催される第37回全日本トライアスロン宮古島大会の100日前残歴板除幕式が6日、市役所で行われた。大会実行委員会長を務める座喜味一幸市長をはじめ主要関係者が参加して除幕のセレモニーを実施し、4年ぶり開催となる大会の成功と、選手と市民らが一体となって熱く盛り上がることを誓った。
今回の大会はラン競技が15㌔の周回コースの2周に変更され、総距離はスイム3㌔、バイク123㌔、ラン30㌔の計156㌔となる。エントリー選手数は1200人。
除幕を前にあいさつに立った座喜味市長は「残歴板除幕ができることは、地域の元気を取り戻す出発の日、そして宮古島市の活性化の第一歩の日と位置付けている」とした上で「選手の皆さんは3年間の思いを胸に大会に期待していると思う。大会の熱い熱い大成功のためにお力を頂きたい」と呼び掛けた。
競技委員長の砂川恵助市スポーツ協会会長は「安全第一で大きな混乱なく、多くの市民、そしてトライアスロンファンに感動を与える37回大会になるよう業務を行っていきたい」との考えを示すとともに、大会成功へ関係者や市民に協力を求めた。
協賛企業代表としてあいさつを行った日本トランスオーシャン航空宮古支社の小堀健一支社長は「3年前の1月に残歴板の除幕式を執り行ったが、その後3月には大会の中止が決まり、今日に至る。今回の除幕式はあの時止まったトライアスロンの時計の針をまた動かせ始める日だと思う。しっかりと当日に向けて準備をしていきたい」と語った。
除幕は座喜味市長、砂川会長、小堀支社長のほか、伊川秀樹副市長、県宮古事務所の長濱為一所長、市議会の上地廣敏議長、宮古島観光協会の平山茂治専務理事、沖縄銀行宮古支店の安里学支店長の8人により行われた。
除幕後、大会の安全を祈念して参加者で乾杯を行ったほか、式のオープニングでは琉球國祭り太鼓宮古支部が勇壮な演舞を披露した。