冷たい風雨も笑顔満開/第7回がんずうマラソン
最長21㌔は久保田さんV/3年ぶり開催に多数参加
「おそいあなたが主役です!」-。第7回東平安名崎がんずうマラソン(主催・城辺地区地域づくり協議会)が15日、東平安名崎をゴールとする城辺路で行われた。新型コロナウイルス感染症の影響で3年ぶりの開催となった今大会は、冷たい雨と風の中でのレースとなったが開催を待ちわびていた出場者が楽しい時間を過ごした。最長21㌔のAコースは宮古島市の久保田淳也さん(46)が優勝した。
マラソンのコースは四つあり、A21㌔、B10㌔、C5㌔、Dは2㌔。最長のAは砂川小学校を出発、Bは城辺陸上競技場、Cは保良公民館北側道路、Dは東平安名崎入口をスタートした。
参加者は、雨具と寒さ対策をした格好で、レースに挑み思い思いのペースで一路、東平安名崎を目指した。
親子連れの参加が多いDコースでは、手をつないで走る光景や、お母さんに抱っこされて笑顔になる子供、愛犬と一緒にゴールを目指す出場者もいた。
Aコース優勝の久保田さんは「優勝は狙っていなかったけど走っていてとても楽しかった。一応タイムを設定していたが、風がきつくて再度設定し直してうまく走れた」と喜んだ。
家族4人で参加した砂川碧音ちゃん(6)は「風が強かったけど一生懸命に走って楽しかった。幼稚園のお友達にも会えてうれしかった」と笑顔で話した。