久松が独走で初の栄冠/2位に上野、3位は下地
15チームが10区間で健脚競う/全宮古小学駅伝
第41回全宮古小学校駅伝競走大会(主催・宮古地区小学校体育連盟)が21日、市陸上競技場を発着点とする男女10区間14キロのコースで行われ、久松が52分15秒で初優勝を果たした。1区からアンカーまで1位を譲らず、独走状態で栄光をつかんだ。2位は上野、3位は下地が入った。
大会は新型コロナウイルスの影響で、3年ぶりに開催された。感染拡大防止のため、競技場内は選手や大会関係者のみに入場を制限し、保護者らは沿道から声援を送った。
16校から合同チームを含む15チーム、計237人が出場。周回コースの男女5区間ずつで、男子は1・6キロ、女子は1・2キロを走った。
久松は男女の個人賞に5人が入るなど、高い総合力を見せた。1区で大渕芽依さんがトップでたすきをつなぎ、勢いをつけると、その後も後続を引き離した。アンカーの新里颯一朗君が、2位に1分43秒差をつけてゴールテープを切った。
個人賞の1位は男子が新里君(久松6年)で5分5秒、女子が大渕さん(同4年)で4分19秒だった。
前回記録と比べて最も短縮した学校に贈られる躍進賞は、9分56秒短縮した砂川が選ばれた。
開会式で地区小学校体育連盟の與那覇修会長は「『元気・夢・友情』の姿をコースいっぱいに繰り広げ、一人一人が輝く、思い出に残る大会になることを期待している」と激励した。
選手宣誓は砂川6年の砂川世之介君と砂川奈穂さんが行い、全力疾走を誓った。
結果は次の通り。
【総合成績】①久松52分15秒②上野53分58秒③下地54分18秒④鏡原54分27秒⑤平良第一55分10秒⑥南55分27秒⑦砂川56分50秒⑧西辺56分54秒
【男子(1・6キロ)個人順位】①新里颯一朗(久松)5分5秒②川満元太(上野)5分34秒③新里諒仁(久松)5分40秒④濱川拓海(西辺)5分41秒⑤中野渡匠舞(久松)、下地飛右馬(南)5分47秒⑦走川藍龍(久松)、渡真利空真(上野)5分50秒
【女子(1・2キロ)個人順位】①大渕芽依(久松)4分19秒②仲里愛心(下地)4分21秒③松川莉緒(多良間)4分24秒④新里結愛(鏡原)4分29秒⑤砂川友理恵(西城)4分30秒⑥福原心愛(同)4分33秒⑦渡真利彩菜(上野)4分35秒⑧島垣このん(北)4分37秒