島産カボチャ1期目生産分 本土出荷がピーク
地区農産物集出荷施設 月末にはトウガンも
年明けから、JAおきなわ宮古地区農産物集出荷施設にカボチャ、トウガン、インゲンなどがどんどん集荷され、カボチャに関しては1期目生産分が出荷のピークを迎えている。施設の職員は「カボチャは今がピーク。2月にかけてトウガンもピークになっていく」と説明した。集荷された冬の島産野菜は関東、関西を中心に発送されている。
23日の施設内には、大量のカボチャが山積みされていたほか、トウガンも生産農家からどんどんと運び込まれていた。
職員によるとカボチャの出荷は、2期目も合わせると5月の中旬ごろまで全国に出荷されるという。
トウガンは、これから2月にかけてピークになるが、2月以降は気温、天気の関係で少し減少して、3月ごろから夏場にかけてまた増えていくとしている。
集積されたカボチャ、トウガンついてはパートの女性たちが箱詰め作業を行っており、すでに野菜が詰められて出荷を待つ段ボールも施設内には並べられていた。
そのほかにも同施設ではゴーヤー、インゲン、メロンなどを空輸で発送する作業にも追われている。
宮古においては昨年、長雨や曇天による日照不足などが影響して、いろいろな作物の作柄不良や、収穫量の減少などの問題もある。
それでも、この時期にしか味わえない宮古島産野菜を待ちわびる全国の人たち向けて、同施設からは毎日、いろいろな野菜が出荷されていく。