スマホ申告の利便性PR/宮古島税務署
市長が体験、「簡単で便利」/来月16日から所得税確定申告
2022年分の所得税等の確定申告が始まることを受けて、宮古島税務署の関係者が27日、市役所に座喜味一幸市長を訪ね、自宅にいながらスマートフォンで申告できる「スマホ申告」の利便性をアピール。実際にスマホ申告を体験した座喜味市長は「休日、夜間など自分の都合に合わせて申告できるし、とても簡単で便利」と、その利便性に太鼓判を押した。
この日のスマホ申告体験は、同署の職員が扮(ふん)するスマホ申告大使の宮古島まもる君から、入力方法などの説明を受けた座喜味市長が自分で申告作業を行った。
短時間で作業を終えた座喜味市長は「基本的な数字さえ入れれば、計算の間違いなどもなく、ミスもない。自宅でできてコロナ感染予防対策にもなる。自分の都合に合わせて申告できるなど自由度もあってとてもいいと思う。ぜひ活用してほしい」と呼び掛けた
座喜味市長に申告方法を説明した「まもる君」も「まずがーと、しーみーるスマホ申告。だいず便利さいが」と話し、会場を笑いに包んだ。
22年度分確定申告の受付期間は、所得税が2月16日~3月15日まで。贈与税が2月1日~3月15日まで。個人事業者の消費税が1月4日~3月31日まで。
所得税等の還付申告書は、前記の期間前でも提出することができる。
また、同署では確定申告会場を2月1日から開設し、申告相談を希望する人に対応する。
申告相談には、入場できる時間枠が指定された入場整理券が必要で、当日も配布するが、「LINE」によるオンライン事前発行も可能としている。
そのほか同署では、すでに85%以上が確定申告会場に来場せずに申告を済ませていることや、国税の納付に金融機関や税務署窓口に行く必要のない『キャッシュレス納付」が便利であることもアピールした。