市民の活動成果一堂に/3年ぶり ゆいみなぁフェスタ
8団体が舞台発表、展示
市働く女性の家(ゆいみなぁ、与那城貴子館長)は28日、同施設で2022年度ゆいみなぁフェスタを開催した。施設を利用する8団体が出演、出展し、1年間の活動成果を発表した。舞台発表の部では音楽やダンスのサークルが歌や踊りを披露。展示の部では書道などの作品、同施設の今年度の各種講座や男女共同参画事業の紹介をパネルで展示した。
ゆいみなぁフェスタは、働く女性の家で活動している団体に成果を発表する場を提供し、相互交流を図ることが狙い。これまで新型コロナウイルス感染症の影響で中止となっており、今回は人数制限などで規模縮小となったが3年ぶりに開催した。
舞台発表の部には7団体が出演した。琴、ギター、詩吟、歌、フラ、オカリナと活動の内容は多種多様。ゆいみなぁに通い、楽しみながら活動してきた成果をそれぞれ笑顔で出し切っていた。
このうち、イキイキ向上委員会ギターサークルは舞台上で息の合った演奏を披露。中島みゆきさんの「糸」や「遠い世界に」を披露し盛り上げた。来場した多くの市民は携帯電話で演奏の様子などを撮影していた。
女声あんさんぶるAYAGUは「手のひらをかざして」、「童神~天の子守歌」の2曲を発表。美しい歌声で魅了した。
また、県女性海外・国内セミナー「女性の翼」の県内研修に参加した平良加代子さんと下地真喜子さんが研修成果を発表した。
開会セレモニーで、市企画政策部の垣花和彦部長は「いまだ新型コロナウイルス感染症の収束が見えない状況下でなかなか活動ができないグループもあると聞いているが、登録グループをはじめ、ゆいみなぁを利用している皆さんの1年間の活動成果を披露してもらい、有意義なものとなることを期待している」とあいさつした。
与那城館長は「出演してくれた皆さんや来場してくれた皆さんも楽しそうにしている姿を見られたので開催できて良かった」と語った。