ステージショーや屋台満喫/第3回宮古島冬まつり
イベントで閑散期盛り上げ
「第3回宮古島冬まつり」(主催・同まつり実行委員会)が18日、JTAドーム宮古島で行われた。新型コロナウイルス感染症の影響で3年ぶりの開催となる今回は「#できっこないをやる島だ!」がテーマ。12種類の体験アクティビティや島の魅力を再発見し体感できる企画を取りそろえ、ステージショーや屋台でのグルメなども含め、子どもから大人まで楽しめる内容となり、1日を通して会場は来場者でにぎわった。
ステージの第1部は宮古高校軽音部の熱のこもった演奏で幕開けした。その後に、全国の幼稚園・保育園で大人気の「ケロポンズ」が登場すると会場は盛り上がり、子どもたちは一緒に歌ったり、踊ったりしながら楽しい時間を過ごした。
第2部では「宮古島の課題を解決するビジネス」をテーマにした登壇者が熱く語るプレゼン大会や、世界で一番売れているゲーム「マインクラフト」成果発表では、ゲームでJTAドームを再現し、その建築過程について高校生と大学生がそれぞれの思いを語り合った。
そのほか、第3部では小学生によるダンスやタヒチアンダンスなどが行われ、フィナーレでは約20機の機体によるJTAドローンショーや、ミュージカルショー「ニーリの旅」などが行われ、イベントを盛り上げた。
また、今回は「つくる」「あそぶ」「実験する」などもコンセプトで、飲食ブースでは、スマートフォンで注文から会計まで完結するモバイルオーダー実証実験など、新しい取り組みも行われた。
同まつりは入域観光客数が落ち込む2月の閑散期に、宮古島を盛り上げようと学生を中心にスタートしたもので、今回が3回目となる。